楽しく食べよう野菜と果物
ここ数年、野菜ブームともいえる現象で、野菜に対する意識はかなり高くなってきています。しかし、健康を維持できるとされている摂取量(350g)に、日本人の平均は過去10年間で一度も達したことがないようです。その原因はさまざまですが、カゴメ(株)の男女千名以上の意識調査では32.6%の人が自分の食生活で野菜は「足りていると思う」と回答しましたが、350gを摂取していたのはその内の4.2%だったという結果でした。特に朝食における野菜の摂り方が極端に少なく、その理由は時間と手間がかかるから、ということが判明しました。手早く野菜を摂取するのに朝の野菜ジュースは最適ですが、その他にも工夫次第で野菜をたっぷり摂れる方法があります。
先日テレビで紹介されていましたが、野菜が主食の代わりをするメニューがあります。例えば、+80円でご飯の部分をゆでたブロッコリーに変更できるお弁当屋や、長崎ちゃんぽんの専門店の、国産野菜480gが摂れる「野菜たっぷり食べるスープ」。期間限定ですが、バンズの代わりにレタスで挟むハンバーガーもあります。常識を覆す面白い発想ですね。
野菜の新しい調理法もいくつかあります。私が使っている調理器具で、便利なものを3点ご紹介します。「マルチチョッパー」(写真1)は食材を一度に粗みじん切りにしてくれます。チョップドサラダにすると、スプーンでザクザク食べられますよ。ちょっと面白い「べジヌードル」(写真2右)は、野菜をヌードル状にして、炒めたり茹でたりしてパスタのように食べられます。「しりしり」(写真2左)は野菜を千切りにする器具で、切り口がギザギザなので味がよく浸み込みます。これでよくキャロットラぺを作って常備菜にしています。
近年、キッチン用品も便利で面白い物が沢山出回っているので、お店などで見始めると時間を忘れてしまいますよ。今までの野菜に対する考え方も変わるかもしれませんね。
文/野菜ソムリエ上級プロ 福田ひろみさん(東京在住)
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