★感染症予防策の基本知識
連日、新型コロナウイルスによる肺炎について報道されていますね。WHO(世界
保健機関)は、世界的な大流行を示す「パンデミックにあたる」と発表しました。これは、2009年に流行した新型インフルエンザ以来のもので、私たちも心構えが必要です。まず、常識的な感染症予防策をきちんと一人ひとり実行していきましょう。
◆できるだけ人混みを避ける。※無症状でも保菌している可能性もあります。
◆「咳エチケット」を守る
①咳やくしゃみが出そうになったら、人がいない方を向く。できれば、1m以上離れる。
②手ではなく、できるだけティッシュで口と鼻を覆う。
③鼻水や唾がついた使用済みのティッシュは、すぐにゴミ箱に捨て、手も洗う。
④電車やバスなど、乗り物の中は閉鎖空間になるので、鼻と口を覆うようにマスクを正しく着用する。保湿・加湿の効果もあり、鼻や口の粘膜の乾燥によるバリア機能低下を防ぐ。また、万が一自分が保菌者である場合は、他人にうつさないという効果もある。
◆帰宅したら、すぐに手洗いうがいを実行する。石鹸を使い十分に泡立て、30秒ほど丁寧にこすり洗いをしたら、流水で20秒ほど丁寧に洗い流しましょう。そのあと速乾性の手指消毒薬を利用するとより効果的。
(参考)厚生労働省HP
★免疫力UPでウイルスの侵入を防ぐ
次に体内の免疫力を強化しなくてはなりません。ウイルスは鼻や喉の上気道を通って入り込みます。この時、上気道の粘膜にウイルスが付着してしまった場合、粘膜が粘液でしっかり覆われていることが重要になります。この粘液はムチンというネバネバ成分で、水をたくさん含むタンパク質でできています。このムチンがしっかりあることで、様々なウイルスや花粉なども流してくれます。
また、この粘膜層にはIgA抗体という免疫物質が分泌され、上気道から侵入してきた病原菌やウイルスなどにくっついて無力化する働きをしています。特に母乳の中に多く含まれ、赤ちゃんを感染から守っているのです。IgA抗体もタンパク質からできていて、グルタミン(アミノ酸の1種)やビタミンAが必要だと言われています。もしも抗体で防げなかった時には、粘膜層の細胞がしっかり結びついていないといけません。その結合のためにはビタミンDも必要です。このビタミンDには沢山の働きがあり、近年様々な分野でその重要性が見直されています。ウイルスが侵入してしまい、上気道などで炎症が起きてそれが全身に及ぶと、今度はビタミンCが大量に必要になります。
上気道の段階でウイルスを侵入させなければ、新型コロナウイルスも防ぐことができそうですね。白い防護服の姿を見る度に、1日も早く正常な日常に戻って欲しいと切に願います。
(参考)オーソモレキュラー栄養医学研究所HP
★うな玉ご飯★
鰻と卵、シラスも加えれば、ビタミンDとタンパク質たっぷりのご飯に★
★タジン鍋蒸し野菜★
ちょっと懐かしいタジン鍋は蒸し野菜も上手にできます。野菜はとろ火でじっくり蒸しましょう。バーニャカウダソースのオリーブオイルが、野菜のカロテン(体内でビタミンAに変換される)の吸収率をUPさせます♪
文/野菜ソムリエ上級プロ 福田ひろみさん(東京在住)
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